オクターヴ(旧:∞eight号)

すばる、スバラジ(じ)、ハーモニカ、エイト、亮ちゃん、ロッケンローな日々をぼちぼち書き記していくブログです。

ONE〜2012〜解釈

何回も何回も見ています
この曲と、散歩
ふり幅、広過ぎです。すばるくん(笑)

“ONE”ナマで見たことは一回もなく
ライブDVDとCD音源しか知りません
映像届いて、最初に車内で見て、聴いて

今回の“ONE”は、今までのと違う

と思いました。
(誰もが思ったことでしょう・笑)

8EST LIVE DVD、特典Disk3に収められた“ONE”(2012)
LIVE映像として残っているのは、"47"(2007年)が最後 。
LIVE映像は、初期の3作にもありますね。
(Excite!!Spirits!!Heat up!)
0NE(2012)のステージバックのビジョンに、“Excite!!”“47”でのONEを歌うすばるくんが映っていました。
他のライブ映像が流れたかどうかは不明です 。
8EST LIVE DVDでは、確認できませんでした。

スローで力強いロックバラード

これが“ONE”
そこは変わっていません。

今まで目にしたものと違う

と思ったのは、何でなのか
とても気になりました。
自分のために考えました。
過去映像も見直してみました。


今回の“ONE”は

今のすばるくんの歌い方になっている
声から鼻にかかる甘さが抜けて、言葉を一音一音くっきりと音に乗せる歌い方に変わっている
力強く、地に足が着いたしっかりしたメッセージが伝わる

自分のことを歌っていないな

と感じます。

ほかに今までのと、どこが違うのか?

“届け”という意志が伝わってくる
闇の中でもがいている人たちに

手を伸ばせ
つかみとるんだ


と 。
歌いながら、ほとんど動かず、一点を睨むように見つめています。
間奏も、他のバンドメンバーに絡みに行ったりせず。



以前のものは、“渋谷すばる”を歌っていたのだと思います。
私小説的な、個人の体験を詞にしていて。
主に10代後半の引きこもっていた時期の(写真集、渋谷すばるの脳より)

そこにもがいて、手を伸ばしているのは、すばるくん 。
その情景が浮かんでくる曲 。
その姿を見て、感じて、共感したり、ヒリヒリしたものに共鳴し 。

ステージ上で、ギターの弦をきゅるいぃぃーーん、とピックで滑らせていったり
ヤスダくんやマルちゃんに絡みに行って、挑むように楽しんでセッションする間奏や
時に、

“気持ちいいやろ?”“オレも・・・”

と囁かれているかのようなプレイに、煽られて熱くなったり

歌とパフォーマンスで、同じ痛みを持つ人を鼓舞する曲 。
自分の痛み、焦燥感、孤独を真っ直ぐぶつけて、自分のために歌っている感もあります 。




2年前の震災後、初めてのスバラジ収録でこの曲がかかりました 。
今までとは違う意味を含んだ曲に聴こえました。
24時間テレビもありました。
これらのことがきっかけで、もっと広く人を勇気づける曲になったのではないか 。
個人の体験だったものが、普遍的な広がりを持つに至ったのではないか。



などと勝手に考えていたら
先日発売のオリスタで、自身の口で語っていました 。



“ONE”に関しては、まったく違う曲になりましたね。
やっと“ONE”で言っていることを、自分自身が超えたんだと思う
だから説得力が違うし、趣旨がまったく変わった
人のための歌になったと思います

(オリスタより)



゛人のための歌゛

に昇華した゛ONE゛


と、解釈したのですが。
解釈って、自分なりに判断し理解することだから。

あたしは勝手ながら、このように理解しました 。

多分、オンエアされないだけで、たくさん届いているであろう痛み苦しんでいる人からのスバラジへのメッセージも、すばるくんに影響を与えているのではないでしょうか。
憶測ですけど、これは。



日はまた昇るーー↑↑↑

と最後上げてシャウトする歌い方は、メイキングの練習スタジオと“47”でした 。
こちらも収録してくれてありがとうございます、テイチクさん。


ヤスダくんのギターは47と同じ、濃青のストラト
作曲の彼 。
すばるくんの音域をよく知っている彼。
いつかこんな歌い方をする日が来ることを予感していたのでしょうか。
ずしんと心に響くメロディーをありがとう 。

また、やすばで曲、作ってね。



ステージ上で、ギタープレイで煽ってくるのは、今後是非、
“Revolver”でやって下さい。
この曲は、そんな曲です。
イカせてください、イッてください(笑)
ライブで、見せてほしいです。




あぁ、スッキリした。
やっぱり私はすばるくんが、好き。