オクターヴ(旧:∞eight号)

すばる、スバラジ(じ)、ハーモニカ、エイト、亮ちゃん、ロッケンローな日々をぼちぼち書き記していくブログです。

渋谷すばるLIVE TOUR 2016「歌」@ZEPP福岡 感想その1(ネタバレしています)

ツアーも福岡で折り返し。
中盤を過ぎました。
残すところ、北海道と東京。
参加される方にはネタバレなしで臨まれることをお薦めしますけれど。
貴重な今回のライブチケット。
何か記憶に残しておければと思います。


今回まさかの2階席が当たりました!
ZEPP福岡をホームとし、今まで15、6回は通っている私ですが、2階は初めて。
いつも1Fフロアから後ろを見上げては、あそこから見る景色はどうなんだろう、音は、臨場感は?と気になっていました。
そこはかとなく漂うVIP感・・・(笑)
あの階段の先にはどんな世界が広がっているのだろう・・・と、チケットを持った人しか上ることのできない禁断の階段を眺めていました。
ライブハウスは基本スタンディング、体力勝負と思っていますので。
わざわざ2階席を予約しようと思ったことがなかったのも事実。
でも実は今回、2階席当たるといいなーと思っていました。
アルバム「歌」のスローなバラードをナマでじっくり聴きたいなぁ、と。
すると何という事でしょう!

オレの歌、じっくり聴いて見ていって

と!すばるくんからの招待状が!
(すいません、勝手にすばるくんの声が聞こえたと思っています)

という訳で、ZEPP福岡2階席から見たライブの感想を書きます。
残念ながら5月で閉鎖されるこのライブハウス。
閉鎖前に禁断の2階席を体験できて本当に良かったです。


ネタバレ回避の皆様におかれては、ここでストップして下さいね。








整理番号順の入場で、2階席は最後でした。
17時40分ぐらいでしょうか。
水を引き替えて2階に上り席に着くと。
1つ1つ区切られたベンチ状のシートでした。
荷物は椅子の下に置いて。
会場を見渡すと、満員の1Fフロア。
ステージではサウンドチェック。
ギター、ハーモニカのチェックを見ました。
前回も思いましたが、あのハーモニカをすばるくんが吹くんだよなぁ・・・と。
いいの?と(笑)
会場に流れる音楽。
これ、楽しみにしていたのですが、最後の入場だったので4,5曲しか聴けなくてちょっと残念。

曲名分かったのは2曲。

グッバイマイラブ
sweet home chicago

でした。
すばるくんらしい選曲だなぁとニヤリ。

ステージのセッティングも良く見えます。
バックにこれといって何もなく、楽器だけが並べられています。
左前列から、エレキギター、ベース、ハーモニカアンプ、マイクスタンド、ちょっと右に離れ小島のようにエレキギター、という並び。
左後列から、ホーンセクション、ドラム、鍵盤、コーラス隊用マイク3本。
鍵盤はL字型に配置。

ここで気になるのはハーモニカのアンプです。
(私だけですか?)
2個ありました!
手前下の方にに白いOAHU。

Mステ、SWEET MEMORIES で使用したものと思われます。
その後方、ちょっと高い位置にいつものGuyatone。
おおお!今回メインはOAHUですか?とじっくり眺めてしまいました。
サイズはGuyatoneと同じぐらいでした。

ハーモニカアンプの前の小さなテーブルに水が2本かな、置いてありました。


お隣の方とご挨拶などしているうちに、BGMの音が変わって。
ちょっと大きい音で、ザ・クロマニヨンズの「エロこそすべて」が流れ始めました。
これはいよいよ始まりの合図、という事で。
2階は着席ブロックじゃないよね?
立っていいんだよね?
と、隣の方と確認し合い、立ち上がって曲に合わせて手拍子。
臨戦態勢に入りました。

♪エロ・エロ・エロ
エロ・エロ・エロ
E・R・O・S!いいぞ!♪

です(笑)なんでこの曲・・・
と楽しくなりました。

ステージ暗くなり、1Fのみなさんのテンションが「キャー」と高まったところで、バンドメンバーが入ってきました。
そして左手から、暗闇の中昨年と同じようにのっしのっしと前傾姿勢でゴリラのように歩いて来た人は。
渋谷すばるその人でした。

黒いTシャツ(前後にプリントあり)、ジーンズ、スニーカー。
髪とヒゲは歌謡コンサートで見たままでした。

マイクを手にして、足をバタバタさせて。
頭を振って。

あぁ、始まった・・・と。
ライブ、始まったよ・・・と思う瞬間。

ジャジャッ
ジャジャッ

ステージにライトがつき。
ホーンの音から1曲目は「スローバラード」

右手にマイク。
伸ばして広げた左手に赤いコードを持ち。
やや前屈みで歌っていました。
脚は肩幅よりやや開いて、時折り力が入ると膝と膝がくっついてちょっと内股気味にこう、ハの字になる感じ。
CDで聴くより迫力ありました。
声もバンドの音も。
1曲目から全開で飛ばしているな、と。

悪い予感の欠片もないさ

のシャウトが圧巻。
からの

僕ら 夢を 見たのさ

の柔らかさ。

何でしょう、その、とても私的な感想なんですけど。
あぁ、これからはすばるくんがこの歌を歌ってくれるんだな、と。
清志郎のナマを聴くことはもう出来ないけれど。
すばるくんがこうしてナマで歌って届けてくれるなぁ、と。
しょっぱなからちょっと涙出そうになってしまいました。
色んな人がカヴァーをしていますが、私にとってはすばるくんのスローバラードが一番しっくり来ています。
会場も暗闇の中、じっくりと静かに聴き入っていました。
そして福原さんのギターの音が太い!重い!
カッコいい!


ステージに客席に向けたスタンドライトが4つあり。
それが点灯してステージと客席が一気に明るくなり
マンピーのG★SPOT

1Fの皆さんの腕が高く振り上げられ、2階席も総立ち。
サビの手拍子。

それが マンピーのG★SPOT!
チャチャ
G★SPOT!
チャチャ
G★SPOT!


ここが楽しくてですねー。
コーラス隊の皆さんが煽ってくれるので。


そこからハーモニカを掴みに行ったすばるくん。
ファンキーモンキーベイビーのリフ。
ここはいつものマイクに赤いオリジナルのハーモニカに見えたのですが。
どうかな。
会場、「ベイベー」の時の盛り上がりがすごい。
左手にハーモニカを人差し指と親指でつまむように持って歌っていました。
君は〜
のところ。
すっごく楽しかったのにちゃんと覚えていません。
残念だわー。


と、ここまでアルバムの曲順で来たので。
もしかしてアルバム通りにやるのかな、と思いました。

するとハーモニカを持って。
吹き始めると
乗っかりトレイン
でした。
おおお、ここで去年のソロを入れるのか!と。
全力でハーモニカを吹くシルエットが超絶カッコよかったです。
マイクにハーモニカを密着させて頬を膨らませて。
背中を丸めて。
くーっ、たまらないっす。
間奏のところを聴いて、うっわ上手くなってる!と唸っちゃいましたよ。
上からですいません。
1月にナマKOTEZさん、見てきましたから。
本物に引けを取らないプレイでしたよ。
若干ハーモニカ2年生とは思えません。

この曲の途中だったかな、Tシャツの裾をまくりあげてお腹を大胆に見せて撫でまわすのをやりました。
せくすぃーです。

ちょっとうろ覚えなんですけども、この曲のホーンがお休みの部分で。
後ろのホーンセクションとコーラス隊の間で、エアー綱引きのパフォーマンスがありました。
たぶんAメロの2番とかのあたり。
バンドの仲の良さ、チームワークみたいなのがもうここから感じられて。
ステージでお互いを見合ってるってことですもんね。
こんなところも見ることができて、2階席のありがたみを改めて感じたのでした。



ここまでで全力疾走という感じで。
すばるくんも汗だくに。
小さいすばるくんがすごい熱量を会場に放っているのがビシバシ伝わるというか。
一切気を抜かない声が2階まで十分すぎるほど届いていました。



その熱気を保ったまま「ライオン」です
宇宙へ行ったライオン
会場中がさらに明るく照らされます。
(たぶん照明が一段明るくなったはず)
みんなの「遠くへ」コール。
コーラス隊のみなさんも手を挙げて歌っています。

初めて得た仲間に

で会場を指さし。
マイク持つ手も、コードを持つ手も。
一段と力が入って。
体中が歌っているというのかなぁ。
すごいすごいすごい
すごいことになってる渋谷すばるがいました。

すばるくんのマックス、振り切った限界を超えたところを見ているんじゃないかと思いました。
これがあるからすばるファンなんだな、私。

そして昨年に続いて今年もナマでこの曲を聴かせてもらえたことに、本当に感謝の気持ちが溢れてきました。
なんて幸せなんだろう、と。

会場の熱気も最高潮。
熱い暑いライブになってきました。



と、いったんここまで。
また思い出して追記するかもしれません。

中盤に続きます。