オクターヴ(旧:∞eight号)

すばる、スバラジ(じ)、ハーモニカ、エイト、亮ちゃん、ロッケンローな日々をぼちぼち書き記していくブログです。

今さら「イノなき 」

更新滞っていて、すいません。
本、読んでいます。
「イノなき」
(イノッチのなきにしもあらず 、の略とのこと)
V6の井ノ原快彦氏のエッセイ本、というのかな。
2003年6月から2006年2月までの1000日間、休むことなくアップされ続けたというイノッチのジャニウェブのブログをまとめた本です。
丸の大切な日を、もっと長くしたやつと思っていただけたらいいかと。
他人の3年日記を読んでいる感じ。結構なボリュームで。
私の長年の愛用辞書、英和中辞典と比べて遜色ない厚みです。


ほぼ10年前のイノッチに元気もらうというか。
面白いのよ、これが。
まだ「学校へ行こう」が放送されていた頃の話で。
当時、全くジャニーズに興味のなかった私も、この番組は楽しく見ていました。
スマホのないガラケーの時代に、これほどの長さの文章をアップしていたなんて。
読む方もそりゃあ大変だったでしょう 。
毎日正午にアップされていたらしく。
そこも丸の大切な日と似ています。
今、関ジャニ∞を窓口として、幅広く薄くジャニーズを知るようになったからこそ楽しめる本ではあるんです。
ジャニーズのタレントの名前もそこここに出てきますし。
ヒナちゃんやヨコちょの名前やエピソードもあって、おぉ?!と。
ジャニーズタレントのお仕事についても、ある程度の知識がありますから。

断っておきますが、特にイノッチのファンではありません。
V6も然り。(ファンの方ごめんなさい。まぁここに来られることもないかと思いますが)
私の中のイノッチ情報としては、
朝の顔(あさイチ)、CMではかんぽくん、最近ではメリット先生(笑)
わたくし事ですが、出勤前、朝ドラの後に思わず「おはようイノッチ 」
と言うのが日課のようになってはいます 。
(家出るの、遅いんです。職住接近万歳!地方都市フクオカです)
また、イノッチはなかなかのやんちゃな人だったと記憶しています。
2003年当時の嵐主演の映画、ピカ☆ンチ&ピカ☆☆ンチは、イノッチの少年時代のエピソードですし。 (短い嵐ファンの時期にレンタルで見ました)
少クラプレミアムの平家派の回でも、ジュニア時代のやんちゃエピソードを話してくれていました。
そして、仄かなサブカル男子だったような覚えも…
これは間違いないようで。
この本のイラストには、その道の錚々たるイラストレーターの方のお名前があります。
白根ゆたんぽしりあがり寿、スージー甘金、五月女ケイ子氏などなど。
誌面を見ると、昔の宝島を思い出します(古い・・・)
また、あの細い目の後ろに、なかなかの男気を隠し持っていることは、結婚したことで明らかになりましたよね。
出来てない結婚、つまり赤ちゃんが出来たわけではないのに、結婚したという。
いや、世間ではそれが普通ですが。
ジャニーズでは画期的かと。
ヒガシは別格としても、アンダー40では初めてではないでしょうか。
しかも二人揃っての会見まで開いたらしいし。
(興味なかったので見ていません・笑)

説明が長くなりましたが、そんなイノッチが書いていたエッセイというか日記?を、ひたすら読んでいるのです。
出てくるのはジャニーズの名前よりも、圧倒的にイノッチの友達の一般人のお名前です。
そんな知らない一般男性の名前出されても・・・とならないくらいに、愉快な濃ゆいお友達をお持ちのようでして。そりゃピカ☆ンチのベースになるくらいだから、ちょっとインパクトあるお仲間なんですよ。

舞台の仕事の話や 、ドラマのエピソード、日常生活と多岐に渡った内容で、バカバカしくも楽しい毎日が綴られています。
イノッチの文章に、面白くて惹きこまれます。
多分、彼が読書好きというのもあるのでしょう。
読む人をちゃんと意識して、楽しませようと書いてくれています。


そんな楽しい中にも、たまにいい話も挟まれていて。
(以下抜粋)


2004/09/20祭りだ!

TOKIOの10周年記念ライブに行って来ました
とても良いライブでした
演奏をしっかりと聴かせてくれたし、笑わせてくれた
俺は個人的に付き合いが長いので泣けるポイントがたくさんあった
ファンの人達もきっとそれぞれに思うところがあるのだろう
客席に目をやると一人一人のメンバーを見る目が「応援してきて正解だった」といったような自信にあふれていた
来年は我々V6が10周年だが、これほどの重みのあるライブができるのだろうか?と少し不安になるほどの迫力を見せつけられて、むしろやる気になった。俄然やる気になった


ちょうど10年前ですね。
TOKIOは今年20周年なので。
これを読んだときは、思わず今年のエイトを重ねましたよ。
今年、ライブがあるでしょうけれど。
こんなふうに客席で見れたら幸せですね。


と、ここまで熱く書いて何ですが。
この本、図書館で借りています!
早く読まなくちゃ!
(こんな本を置いてくれている福岡の図書館、ありがとう)